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芦原温泉と和倉温泉はどっちがいい?新幹線駅から約10分の福井の温泉街か、開湯1200年の海の温泉か。地震後の営業状況・アクセス・宿の料金を公式情報で比較

北陸の温泉で、福井の芦原(あわら)温泉と石川・能登の和倉温泉は、どちらも「北陸新幹線で行ける海の近くの温泉地」ですが、2026年9月の時点で置かれている状況がまったく違います。芦原は新幹線の芦原温泉駅からバスかタクシーで約10分、宿がすべて通常営業。和倉は開湯1200年・泉温82.7℃の海の温泉ですが、令和6年能登半島地震の影響で営業再開した旅館は11軒(組合加盟19軒)で、加賀屋など大型旅館は休業が続いています。この記事では、あわら市観光協会・和倉温泉観光協会(旅館協同組合)・各宿の公式情報と、当サイトに登録している宿8軒の実数(楽天トラベル基準、2026年9月27日確認)で比べます。

先に結論:芦原温泉と和倉温泉の早見表

項目芦原温泉(福井県あわら市)和倉温泉(石川県七尾市)
いまの営業状況(2026年9月27日)通常営業。旅館協同組合加盟の宿は新幹線駅から無料送迎あり能登半島地震からの復興中。営業再開した旅館は11軒(うち仮営業2軒)。加賀屋・あえの風・多田屋・渡月庵・虹と海は休業中
お湯施設ごとに源泉が異なる塩化物泉。無料の足湯「芦湯」が温泉街にあるナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。泉温82.7℃・湧出量990L/分の「海の温泉」。総湯(共同浴場)・無料足湯・飲泉あり
温泉街と景色平坦で歩きやすい温泉街。屋台村「湯けむり横丁」。東尋坊・恐竜博物館の拠点七尾湾に面したオーシャンビュー。ただし海沿いは護岸工事中で、館内からの海の景観が損なわれている(観光協会)
東京から電車で北陸新幹線「かがやき」で芦原温泉駅まで最速2時間51分、駅からバスかタクシーで約10分北陸新幹線で金沢まで最速2時間30分、JR特急に乗り換えて約1時間で和倉温泉駅
金沢から北陸新幹線で約30分(車は北陸道 金津ICまで約50分)JR特急で約1時間(車はのと里山海道 和倉ICから温泉街まで約5分)
宿の料金帯(楽天最安・当サイト登録宿)10,450円〜20,240円(4軒)7,700円〜21,200円(4軒)
向いている人福井観光と組み合わせたい、新幹線で乗り換え少なく行きたい、宿の選択肢が多いほうがいい海の景色と泉質を取りたい、能登を応援したい、営業状況を分かったうえで泊まれる人

宿の選択肢と行きやすさを取るなら芦原温泉、海の温泉そのものと能登の宿を応援したい気持ちがあるなら和倉温泉です。どちらの宿も、空室と最新の料金は下のカードから予約サイトごとに確認できます。

違い①:いまの営業状況(和倉は復興中で11軒、芦原は通常どおり)

先に、いちばん大事な「泊まれるか」の話です。和倉温泉観光協会・旅館協同組合の「ご宿泊情報」(2026年9月27日確認)によると、令和6年1月1日の能登半島地震で和倉温泉は甚大な被害を受け、営業再開した旅館は11軒(2026年4月1日から組合加盟旅館は20軒→19軒)。観光客を受け入れている宿は、花ごよみ(10室)・味な宿 宝仙閣(22室)・湯の華(10室・夕食なし)・日本の宿 のと楽(165室)・TAOYA和倉(101室)・はまづる(26室・2025年8月9日再開)・能州いろは(23室・2025年10月1日再開・食事なし)・美湾荘(40室・2025年11月11日から仮営業)・ホテル海望(22室・2025年12月1日から仮営業)・奥田屋(4室・2026年7月9日再開)・白鷺の湯 能登 海舟(100室・2026年7月16日再開)の11軒です。

観光協会は、仮営業の宿は「解体・建設工事中につき、玄関・ロビー・フロントなどもなく、仮設の設備の中」での営業であること、海沿いでは護岸工事が行われており館内からの海の景観が損なわれていることを明記したうえで、「泊まって応援していただける方々のご利用をお待ちしております」としています。加賀屋・加賀屋姉妹館あえの風・多田屋・渡月庵・虹と海は休業中で、宿守屋寿苑・大観荘・すず花は災害復旧関係者向けのみの受け入れです。「和倉=加賀屋」のイメージで探すと空振りするので、上の11軒から選ぶのが2026年秋の現実です。令和8年度の和倉温泉花火大会も中止と発表されています。

芦原温泉は通常営業です。あわら市観光協会によると、芦原温泉旅館協同組合加盟の施設は芦原温泉駅から無料送迎があり、当サイトに登録している4軒はいずれも楽天の口コミが2,000件を超えています。「宿の選択肢の多さ」と「予定どおりに泊まれる安心感」では、いまは芦原に分があります。

違い②:お湯と温泉街(芦原は平坦な街歩き、和倉は海の温泉と総湯)

和倉温泉は観光協会によると開湯1200年(大同年間、806〜810年)とされ、北陸随一の「海の温泉」。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)、泉温82.7℃、湧出量990L/分で、和倉温泉合資会社から各旅館に配湯されています。源泉100%の共同浴場「和倉温泉総湯」、外の無料足湯と飲泉、七尾湾を一望する足湯「湯っ足りパーク 妻恋舟の湯」、湯で作る名物の温泉たまごと、宿の外でも湯を楽しめる仕掛けがそろっています。2026年5月からはポケモンの足湯もあります。

芦原温泉は1つの大きな温泉街で、平坦で歩きやすいのが特徴。お湯は施設ごとに源泉が異なる塩化物泉で、宿によって湯の個性が違います。温泉街には無料の足湯「芦湯」と屋台村「湯けむり横丁」があり、東尋坊・福井県立恐竜博物館・芝政ワールドなど福井観光の拠点として使いやすい立地です。和倉のような「海を眺める露天風呂」ではなく、「観光して帰ってきて、街と宿で過ごす温泉」と考えると選びやすいです。

違い③:アクセス(芦原は新幹線駅から10〜15分、和倉は金沢で特急に乗り換え)

出発地芦原温泉和倉温泉
東京北陸新幹線「かがやき」で芦原温泉駅まで最速2時間51分北陸新幹線で金沢駅まで最速2時間30分→JR特急で約1時間
大阪特急サンダーバードで敦賀駅まで約1時間20分→北陸新幹線約30分(ハピラインふくいなら約1時間10分)JR特急で約3時間45分
名古屋特急しらさぎで敦賀駅まで約1時間35分→北陸新幹線約30分JR特急で金沢駅まで約3時間→JR特急で約1時間
金沢北陸新幹線で約30分。車は北陸道 金津ICまで約50分JR特急で約1時間。車はのと里山海道 和倉ICから温泉街まで約5分
最寄り駅から温泉街芦原温泉駅から京福バス東尋坊線で約8分(あわら湯のまち駅まで。芦原温泉駅発は平日13便・土日祝17便)、タクシーで約10分(駅から温泉街まで約4km)。組合加盟の宿は無料送迎(事前に宿へ確認)。えちぜん鉄道あわら湯のまち駅なら徒歩圏JR和倉温泉駅から各宿へ(宿の送迎・タクシー・北鉄能登バス)

東京からなら、芦原は新幹線1本で駅に着き、そこからバスかタクシーで約10分。和倉は金沢で特急「能登かがり火」などに乗り換えて約1時間です(所要時間はあわら市観光協会・和倉温泉観光協会の案内)。関西からはどちらも敦賀または金沢を経由します。芦原温泉駅発の路線バス(京福バス東尋坊線)は平日13便・土日祝17便なので、新幹線の到着時刻と合わせるか、宿の送迎を予約しておくと待ち時間が減ります。

違い④:宿の選択肢と料金(2026年9月27日確認・楽天トラベル基準)

当サイトに登録している芦原温泉4軒・和倉温泉4軒を、楽天トラベルの最安料金(1人・税込の目安)と口コミで並べます。料金の安い順です。和倉の4軒はいずれも観光協会の「営業再開旅館」に入っています(美湾荘は仮営業)。

宿温泉地最安料金の目安口コミ評価口コミ件数
日本の宿 のと楽和倉温泉7,700円〜4.26574件
まつや千千芦原温泉10,450円〜4.622,019件
美松芦原温泉12,000円〜4.402,990件
ゆけむりの宿 美湾荘(仮営業)和倉温泉15,400円〜4.532,738件
TAOYA和倉和倉温泉19,300円〜4.441,739件
清風荘芦原温泉19,541円〜4.603,816件
グランディア芳泉芦原温泉20,240円〜4.642,559件
白鷺の湯 能登 海舟(2026年7月16日営業再開)和倉温泉21,200円〜4.52469件
  • 芦原の4軒は口コミ2,000〜3,800件・評価4.40〜4.64で、どれを選んでも大きく外しません。最安1万円台前半のまつや千千・美松と、2万円前後の清風荘・グランディア芳泉に分かれます
  • 和倉は宿ごとに状況が違います。のと楽(165室)とTAOYA和倉(101室)は通常営業の大型宿、海舟は2026年7月16日に営業再開したばかりで口コミ469件、美湾荘は工事中の仮営業(口コミ2,738件は地震前の評価も含む)です
  • 口コミ件数が3桁の宿(のと楽・海舟)は点数だけで判断せず、直近の口コミの内容も読んでください。営業再開後の投稿で「工事の音」「景観」の記述を確認するのが実用的です

芦原温泉の宿:4軒とも通常営業・駅から送迎あり

清風荘は楽天の口コミ3,816件で「北陸最大級の庭園露天風呂の宿」を名乗る大型旅館、グランディア芳泉は評価4.64で4軒の中では最も高い点数。まつや千千は10,450円〜で4.62、美松は口コミ2,990件の12,000円〜。芦原と加賀温泉郷(山代・山中・片山津)の比較は芦原温泉と加賀温泉はどっちがいい?にまとめています。

和倉温泉の宿:営業再開した11軒から、当サイト登録の4軒

TAOYA和倉は大江戸温泉物語グループの温泉リゾートで101室、のと楽は165室と、この2軒が現在の和倉で客室数の多い通常営業の宿です。白鷺の湯 能登 海舟(共立リゾート)は2026年7月16日に営業を再開した100室の宿。美湾荘は2025年11月11日から仮営業で、宿の楽天ページにも「解体、建設工事中での仮営業につき行き届かない点も多々ある」と書かれています。和倉と加賀温泉郷の比較は和倉温泉と加賀温泉はどっちがいい?、TAOYAブランド全14館はTAOYAはどこがいい?をどうぞ。

目的別:芦原温泉と和倉温泉はこう選ぶ

福井観光(東尋坊・恐竜博物館)と組み合わせたい → 芦原温泉

東尋坊・恐竜博物館・芝政ワールドの拠点になり、新幹線駅から10〜15分。組合加盟の宿は無料送迎があります。

海の温泉と能登を応援したい → 和倉温泉

開湯1200年・泉温82.7℃の海の温泉に入り、七尾や能登島を回る旅なら和倉。観光協会は「泊まって応援」を呼びかけています。護岸工事と仮営業の事情を分かったうえで、通常営業のTAOYA和倉・のと楽か、再開したばかりの海舟を選んでください。

宿の選択肢を多く持って比べたい → 芦原温泉

4軒とも口コミ2,000件超で通常営業。加賀屋クラスの大型旅館で迷いたい人は、いまは芦原(清風荘・グランディア芳泉)か、和倉の復旧を待つかの二択です。

とにかく安く → 和倉温泉(のと楽)か芦原温泉(まつや千千)

楽天最安はのと楽の7,700円〜が最安、芦原ならまつや千千10,450円〜・美松12,000円〜。1万円台前半の宿の数は芦原が多いです。

関西・名古屋から → どちらも敦賀か金沢を経由

大阪からは芦原が特急+新幹線で約1時間50分(敦賀乗り換え)、和倉が特急で約3時間45分。名古屋からは芦原が約2時間5分(敦賀乗り換え)、和倉が約4時間(金沢乗り換え)。関西・東海から近いのは芦原です。

予約前に確認したい3つのこと

  • 和倉は「営業再開旅館」の一覧(和倉温泉観光協会)で宿の状況を見る。仮営業の宿は玄関・ロビーが仮設、海沿いは護岸工事中
  • 芦原温泉駅発の路線バス(京福バス東尋坊線)は平日13便・土日祝17便。新幹線の到着時刻と合わせるか、宿の無料送迎を予約時に頼む
  • どちらも塩化物泉で湯冷めしにくい反面、肌の弱い人は上がり湯をどうするか宿に確認する

よくある質問

芦原温泉と和倉温泉はどっちがいい?

宿の選択肢と行きやすさを取るなら芦原温泉、開湯1200年の海の温泉そのものと能登の宿を応援したい気持ちがあるなら和倉温泉です。和倉は2026年9月時点で営業再開した旅館が11軒で、加賀屋など大型旅館は休業中です。

和倉温泉はいま泊まれますか?

泊まれます。和倉温泉観光協会によると、営業再開した旅館は11軒(2026年9月27日確認)で、うち美湾荘とホテル海望は工事中の仮営業です。加賀屋・あえの風・多田屋・渡月庵・虹と海は休業中で、海沿いは護岸工事のため館内からの海の景観が損なわれている場合があります。

東京から近いのはどっちですか?

芦原温泉です。北陸新幹線「かがやき」で芦原温泉駅まで最速2時間51分、駅からバスかタクシーで約10分です。和倉温泉は金沢駅まで最速2時間30分、JR特急に乗り換えて約1時間かかります。

お湯はどう違いますか?

和倉温泉はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)で泉温82.7℃・湧出量990L/分の海の温泉、総湯や無料足湯もあります。芦原温泉は施設ごとに源泉が異なる塩化物泉で、温泉街に無料の足湯「芦湯」があります。

安く泊まれるのはどっちですか?

当サイト登録宿の楽天最安(2026年9月27日確認)では、和倉温泉の日本の宿 のと楽が7,700円〜、芦原温泉のまつや千千が10,450円〜です。ただし和倉は宿の数が少ないので、日程によっては芦原のほうが選びやすいです。

金沢観光と組み合わせるならどっちですか?

どちらも金沢から1時間以内です。芦原温泉は北陸新幹線で約30分、和倉温泉はJR特急で約1時間。福井(東尋坊・恐竜博物館)も回るなら芦原、能登(七尾・能登島)を回るなら和倉です。

まとめ

芦原温泉と和倉温泉の差は、いまは「泊まれる宿の数」と「行きやすさ」に集約されます。新幹線駅から10〜15分・4軒とも通常営業の芦原、開湯1200年の海の温泉で、復興中の11軒から選ぶ和倉。安心して予定を組むなら芦原、能登の宿を応援しながら海の湯に入るなら和倉。決めたら、あとは宿の空室と料金を見るだけです。

※料金・所要時間・営業状況は変わります。和倉温泉の営業状況は和倉温泉観光協会の「ご宿泊情報」、予約前に各公式サイト・予約サイトで最新情報を確認してください。

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