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鳴子温泉と作並温泉はどっちがいい?7種の泉質と共同浴場の温泉街か、仙台から乗り換えなし40分の奥座敷か。アクセス・宿の料金を公式情報で比較

宮城県の温泉で、県北の鳴子温泉(大崎市)と仙台市内の作並温泉(青葉区)は、どちらも「宮城の名湯」ですが性格がかなり違います。鳴子は環境省の泉質10種のうち7種がそろう鳴子温泉郷の中心で、駅前に温泉街と共同浴場がある湯めぐりの街。作並は仙台駅から仙山線で約40分、広瀬川沿いに旅館組合の宿4軒が点在する「仙台の奥座敷」。この記事では鳴子温泉郷観光協会・作並温泉旅館組合・せんだい旅日和(仙台観光国際協会)・各宿の公式情報と、当サイトに登録している宿8軒の実数(楽天トラベル基準、2026年9月27日確認)で比べます。

先に結論:鳴子温泉と作並温泉の早見表

項目鳴子温泉作並温泉
お湯鳴子温泉郷全体で7種類の泉質(環境省の掲示用泉質名10種のうち、無いのは3種だけ)。共同浴場「滝の湯」はpH2.9の酸性硫黄泉単純温泉・含食塩芒硝泉。肌にやさしい「美女づくりの湯」。寛政8年(1796年)開湯
温泉街JR鳴子温泉駅前に宿・食事処・土産店が集まる。共同浴場が2つ(滝の湯300円・早稲田桟敷湯660円)広瀬川沿いに旅館組合の宿が4軒。街歩きより宿でこもる。ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所が近い
仙台駅から電車で東北新幹線で古川駅まで約15分、陸羽東線に乗り換えて約45分(合計約1時間+乗り換え待ち)JR仙山線で作並駅まで約40分、乗り換えなし
仙台駅からバス・車で車は東北道 古川ICから国道47号で約28.5km。古川駅⇔鳴子温泉のミヤコーバスもある仙台市営バスで約50分(西口バスプール14番乗り場)。車は国道48号経由で約45分
宿の料金帯(楽天最安・当サイト登録宿)9,000円〜15,500円(5軒)11,500円〜29,355円(3軒。オールインクルーシブの宿が2軒)
向いている人湯めぐり・泉質重視、温泉街を歩きたい、湯治場の空気が好き仙台観光と組み合わせたい、乗り換えなしで行きたい、静かにこもりたい

お湯と温泉街を主役にするなら鳴子温泉、仙台からの近さと静けさを取るなら作並温泉です。どちらの宿も、空室と最新の料金は下のカードから予約サイトごとに確認できます。

違い①:温泉街と共同浴場(鳴子は駅前に2つ、作並は宿でこもる)

鳴子温泉は、鳴子・東鳴子・川渡・中山平・鬼首の5つからなる鳴子温泉郷の中心です。観光協会によると、古くから「奥州三名湯」の一つに数えられ、5エリアで最も大きく、JR鳴子温泉駅前に宿・食事処・土産店が集まる温泉街を形成しています。共同浴場は2つ。「滝の湯」は大人300円・小人100円、7:30〜21:00で、鳴子温泉神社の御神湯を青森ヒバの浴槽に引いた酸性の硫黄泉(pH2.9)。「早稲田桟敷湯」は大人660円・小人330円、9:00〜21:30で、昭和23年に早稲田大学の学生が掘り当てたことが名前の由来です(どちらも入場は営業終了の30分前まで)。宿に着く前や翌朝に、数百円で1〜2軒はしごできるのが鳴子の強みです。

作並温泉は仙台市青葉区、仙台と山形を結ぶ国道48号(関山街道)沿いにあります。旅館組合の公式サイトによると、歴代仙台藩主のかくし湯と伝えられ、寛政8年(1796年)の開湯。組合に加盟する宿は「ゆづくしSalon一の坊」「大江戸温泉物語Premium 仙台作並」「湯の原ホテル」「La楽リゾートホテル グリーングリーン」の4軒で、広瀬川の渓流沿いに点在します。鳴子のような共同浴場や土産店の並ぶ通りはなく、露天風呂・岩風呂・立ち湯など各宿の中で湯めぐりをするのが作並の過ごし方です。

違い②:泉質(鳴子は7種類の湯めぐり、作並は肌にやさしい単純温泉)

鳴子温泉郷観光協会の泉質一覧では、環境省の掲示用泉質名10種のうち、鳴子温泉郷に無いのは「二酸化炭素泉」「含よう素泉」「放射能泉」の3つだけ。つまり単純温泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉・含鉄泉・硫黄泉・酸性泉の7種類が1つの温泉郷にそろっています。共同浴場だけ見ても、滝の湯(鳴子)がpH2.9の酸性、早稲田桟敷湯(鳴子)がpH6.6の中性、しんとろの湯(中山平・大人500円)がpH9.3のアルカリ性と、湯ざわりの違いを1泊で体験できます。中山平のとろりとした湯は「うなぎ湯」と呼ばれます。

作並温泉の泉質は、せんだい旅日和(仙台観光国際協会)によると単純温泉と含食塩芒硝泉。無色透明で肌への刺激が少なく、「美女づくりの湯」と呼ばれる理由もここにあります。刺激のある酸性泉や硫黄の香りを求めるなら鳴子、肌が弱い人や小さな子ども連れで湯あたりを避けたいなら作並が選びやすいです。

違い③:仙台駅からのアクセス(作並は乗り換えなし約40分、鳴子は乗り換えて約1時間)

行き方鳴子温泉作並温泉
電車仙台駅→東北新幹線で古川駅(約15分)→JR陸羽東線で鳴子温泉駅(約45分)。東北本線・小牛田経由の乗り継ぎもある仙台駅→JR仙山線で作並駅(約40分)。乗り換えなし
バス古川駅⇔鳴子温泉のミヤコーバス(時刻表は観光協会サイト)仙台駅西口バスプール14番乗り場から仙台市営バスで約50分
車東北道 古川ICから国道47号で約28.5km仙台駅から国道48号経由で約45分(仙台市街地からは約40分)
東京から東北新幹線で仙台まで約120分+上記東北新幹線で仙台まで約120分+仙山線約40分
宿の送迎宿による(駅前の宿は徒歩圏)大江戸温泉物語Premium 仙台作並はJR作並駅から送迎バス約5分(事前予約・協力金片道40円)

仙台駅を基準にすると、作並は乗り換えなしで約40分、鳴子は新幹線と陸羽東線を乗り継いで約1時間+乗り換え待ちです。半日しか取れない日帰りや、仙台市内観光の翌日に1泊するなら作並、温泉そのものを目的に泊まりに行くなら鳴子と考えると決めやすいです。鳴子温泉郷には4つのJR駅があり、紅葉期には鳴子温泉駅・鳴子峡・中山平温泉駅を結ぶ臨時バス「紅葉号」が運行されます(2026年は10月26日〜11月8日、観光協会発表)。

⚠️ 鳴子温泉郷観光協会のサイトには、2026年9月27日時点でJR陸羽東線 鳴子温泉駅〜新庄駅間の運休と代行バスの案内が出ています。仙台・古川側から入るぶんには関係ありませんが、山形・新庄側から入る予定の人は出発前にJR東日本の運行情報を確認してください。

違い④:宿の選択肢と料金(2026年9月27日確認・楽天トラベル基準)

当サイトに登録している鳴子温泉5軒・作並温泉3軒を、楽天トラベルの最安料金(1人・税込の目安)と口コミで並べます。料金の安い順です。

宿温泉地最安料金の目安口コミ評価口コミ件数
大江戸温泉物語 幸雲閣鳴子温泉9,000円〜3.692,577件
名湯の宿 鳴子ホテル鳴子温泉9,900円〜4.462,751件
湯元 吉祥(共立リゾート)鳴子温泉10,500円〜4.371,533件
大江戸温泉物語 ますや鳴子温泉10,500円〜3.751,658件
大江戸温泉物語Premium 仙台作並(旧 鷹泉閣岩松旅館)作並温泉11,500円〜3.992,808件
源蔵の湯 鳴子観光ホテル鳴子温泉15,500円〜4.241,136件
湯の原ホテル作並温泉24,100円〜4.42757件
ゆづくしSalon一の坊作並温泉29,355円〜4.601,841件
  • 1万円前後で泊まれる宿の数は鳴子が多い。9,000〜10,500円の帯に4軒あり、うち鳴子ホテルは口コミ2,751件で4.46と高評価です
  • 作並は3軒とも性格がはっきりしています。一の坊(29,355円〜・4.60)と大江戸温泉物語Premium 仙台作並(11,500円〜・3.99)はオールインクルーシブ、湯の原ホテル(24,100円〜・4.42)は口コミ757件の落ち着いた規模の宿です
  • 口コミ件数が3桁の宿(湯の原ホテル)は点数だけで判断せず、直近の口コミの内容も読んでください

鳴子温泉の宿:駅前の温泉街に集まる

鳴子ホテルは楽天トラベルの施設紹介で「3本の源泉」をうたう、鳴子温泉郷でも口コミ件数の多い宿です。吉祥は共立リゾートの宿、鳴子観光ホテルは「源蔵の湯」を冠する宿。大江戸温泉物語のますや・幸雲閣は1万円前後のバイキング宿で、2軒の違いは鳴子温泉ますやと幸雲閣はどっちがいい?にまとめています。

作並温泉の宿:オールインクルーシブが2軒

作並で目立つのは「ぜんぶ込み」の宿が2軒あることです。大江戸温泉物語Premium 仙台作並は、作並温泉の元湯だった鷹泉閣岩松旅館をリブランドした宿。公式サイトによると開湯当時の面影を残す4つの天然岩風呂と2つの内風呂があり、夕食時の飲み放題や温水プールなど館内コンテンツ込みのオールインクルーシブ期間は2026年10月1日〜2027年2月28日(延長の可能性あり)。JR作並駅から送迎バス約5分、無料駐車場約100台です。ゆづくしSalon一の坊は通年オールインクルーシブの温泉リゾートで、楽天の口コミは4.60。湯の原ホテルは口コミ757件・4.42で、3軒の中では落ち着いた規模の宿です。

目的別:鳴子温泉と作並温泉はこう選ぶ

泉質や湯めぐりを主役にしたい → 鳴子温泉

7種類の泉質、300円の共同浴場、pH2.9からpH9.3までの湯ざわりの幅。温泉そのものを目的にするなら鳴子です。翌日に東鳴子(伊達家の「御殿湯」があった湯治場)や中山平(うなぎ湯)へ足を延ばす計画も立てられます。鳴子温泉郷の5エリアの違いは鳴子温泉郷はどこが一番いい?で比べています。

仙台観光と組み合わせて1泊したい → 作並温泉

仙台駅から仙山線で約40分、乗り換えなし。午前中に仙台市内を歩き、午後に作並へ移動してチェックイン、という組み方が無理なくできます。ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所や定義如来西方寺(じょうぎさん)も作並・定義エリアの定番です。同じ仙台の奥座敷の秋保温泉と迷う人は秋保温泉と作並温泉はどっちがいい?もどうぞ。

飲食込みで予算を読みたい → 作並温泉(オールインクルーシブ2軒)

夕食時のドリンクまで込みで会計を気にせず過ごしたいなら、一の坊か大江戸温泉物語Premium 仙台作並。後者は2026年10月1日〜2027年2月28日がオールインクルーシブ期間なので、泊まる日が期間内かを公式サイトで確認してから予約してください。

1万円前後で抑えたい → 鳴子温泉

楽天最安9,000〜10,500円の宿が鳴子に4軒(幸雲閣・鳴子ホテル・吉祥・ますや)。作並で1万円台は大江戸温泉物語Premium 仙台作並の11,500円〜だけです。

紅葉を見たい → 鳴子温泉(鳴子峡)

鳴子峡へは紅葉期に臨時バス「紅葉号」が鳴子温泉駅・鳴子峡・中山平温泉駅を結びます(2026年は10月26日〜11月8日)。作並も広瀬川の渓流沿いですが、紅葉の名所へバスが出るのは鳴子です。

予約前に確認したい3つのこと

  • 鳴子は陸羽東線の運行状況(2026年9月時点で新庄側が運休・代行バス)と、古川駅での乗り換え時刻
  • 作並のオールインクルーシブは宿によって内容と期間が違う。大江戸温泉物語Premium 仙台作並は期間限定(2026年10月1日〜2027年2月28日、延長の可能性あり)
  • 共同浴場は営業終了30分前で入場が締まる。滝の湯は21:00、早稲田桟敷湯は21:30が終了

よくある質問

鳴子温泉と作並温泉はどっちがいい?

泉質の種類と温泉街・共同浴場を楽しむなら鳴子温泉、仙台駅から乗り換えなし約40分で静かに泊まるなら作並温泉です。

仙台駅から近いのはどっちですか?

作並温泉です。JR仙山線で作並駅まで約40分、乗り換えなしで着きます。鳴子温泉は東北新幹線で古川駅(約15分)、JR陸羽東線で鳴子温泉駅(約45分)と乗り継ぎます。

お湯はどう違いますか?

鳴子温泉郷は環境省の掲示用泉質名10種のうち7種がそろい、共同浴場の滝の湯はpH2.9の酸性硫黄泉です。作並温泉は単純温泉・含食塩芒硝泉で肌にやさしく、「美女づくりの湯」と呼ばれます。

安く泊まれるのはどっちですか?

当サイト登録宿の楽天最安(2026年9月27日確認)では、鳴子温泉が9,000円〜(大江戸温泉物語 幸雲閣)、作並温泉が11,500円〜(大江戸温泉物語Premium 仙台作並)です。1万円前後の宿の数は鳴子のほうが多いです。

共同浴場はありますか?

鳴子温泉には「滝の湯」(大人300円・7:30〜21:00)と「早稲田桟敷湯」(大人660円・9:00〜21:30)の2つがあります。作並温泉には共同浴場はなく、各宿のお風呂を楽しみます。

オールインクルーシブの宿はどっちにありますか?

作並温泉です。ゆづくしSalon一の坊と、大江戸温泉物語Premium 仙台作並(2026年10月1日〜2027年2月28日がオールインクルーシブ期間、延長の可能性あり)の2軒があります。

まとめ

鳴子温泉と作並温泉の差は「温泉そのものを楽しむか、仙台からの近さと静けさを取るか」に集約されます。7種類の泉質と300円の共同浴場がある鳴子、仙台駅から乗り換えなし約40分でオールインクルーシブの宿がある作並。1万円前後の宿の数は鳴子が多く、作並は宿ごとの性格がはっきりしているので、過ごし方で決めて、あとは宿の空室と料金を見るだけです。

※料金・所要時間・送迎・営業時間は変わります。予約前に各公式サイト・予約サイトで最新情報を確認してください。

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