※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

由布院温泉と黒川温泉はどっちがいい?違いを比較しておすすめを解説

大分県の由布院温泉(ゆふいんおんせん)と熊本県の黒川温泉。どちらも九州を代表する人気の温泉地で、「九州の温泉旅行はどっちにしよう?」と迷う組み合わせです。

ざっくり一言でいうなら、街歩きやスイーツもまとめて楽しみたいなら由布院温泉、静かな山あいで露天風呂めぐりをしたいなら黒川温泉がおすすめです。

同じ九州の温泉でも、由布院は「観光地としての賑わい」、黒川は「宿と自然に沈む時間」が主役です。ここを取り違えると、せっかくの旅がちょっと物足りなくなります。

この記事では、雰囲気・お風呂・観光・グルメ・アクセス・宿の選び方を比べていきます。誰と行くかも考えながら読んでみてください。

まず宿を見比べたい方は、由布院と黒川で代表的な宿を1つずつ見ると違いがつかみやすいです。

※以下のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれます。

由布院温泉と黒川温泉の違いを一覧で比較

比較項目由布院温泉黒川温泉
大分県由布市熊本県南小国町
雰囲気観光地らしい賑わいと洒落た空気雑木林に溶ける静かな山の宿場
温泉湧出量が全国トップクラス2種以上の泉質が徒歩圏に混在
お風呂の楽しみ方宿の大きな露天から由布岳を眺める入湯手形で宿の露天を3ヶ所めぐる
代表的な景色金鱗湖の朝霧と湯の坪街道黒い板塀と川沿いの露天
宿の規模小さな離れから大型旅館まで幅広い20軒台の中小旅館が中心
過ごし方街歩き・カフェ・食べ歩き宿でこもる・湯めぐり
アクセスJR由布院駅から徒歩圏最寄り駅なし。車か高速バス
家族旅行駅前が便利で移動が楽静けさを守れる年齢なら快適
カップル浴衣で街歩きが楽しい会話が続く静かな夜向き
向いている人観光もセットで満喫したいとにかく温泉に集中したい

表にすると近そうに見えますが、実際に歩くと空気がかなり違います。由布院は駅を出た瞬間から観光地、黒川はバスを降りた瞬間から山の中です。

由布院温泉がおすすめなのはこんな人

温泉に入るだけでなく、街を歩いて、カフェに寄って、お土産を選ぶところまで含めて旅にしたい人には由布院温泉が向いています。由布院駅から金鱗湖まで続く湯の坪街道には食べ歩きの店やギャラリーが並んでいて、チェックインまでの時間もそのまま観光になります。

由布岳を正面に見ながら入る露天風呂は、由布院ならではの景色です。宿の規模も選択肢が広く、離れの静かな宿から見晴らしのいい大型旅館まで揃っています。

由布院温泉の宿なら山のホテル 夢想園が有力

由布院で「とにかく広い露天から由布岳を眺めたい」なら、山のホテル 夢想園が候補になります。高台にあるので、湯に浸かったまま盆地と山を見渡せます。街の賑わいから少し離れた立地なので、街歩きは日中に済ませて、夜は静かに過ごす組み立てと相性がいいです。

黒川温泉がおすすめなのはこんな人

観光やお土産よりも、温泉そのものに時間を使いたい人には黒川温泉が向いています。温泉街全体で景観を揃えているので、黒い板塀と雑木林、川の音が続く道を歩くだけで気持ちが落ち着きます。

黒川の名物は入湯手形です。手形を1枚買うと、加盟旅館の露天風呂を3ヶ所めぐれます。宿ごとに岩風呂、洞窟風呂、川沿いの露天と個性が違うので、1泊でも「3つの温泉に入った」満足感が残ります。価格や加盟状況は変わることがあるので、最新は黒川温泉観光旅館協同組合の公式サイトで確認しておくと安心です。

黒川温泉の宿なら旅館 美里が有力

黒川の中でも評価が安定しているのが旅館 美里です。派手さより居心地で選ぶタイプの宿で、湯めぐりの拠点として使いやすい立地です。黒川は中小の旅館が中心なので部屋数が少なく、週末や連休は早めに埋まります。日程が決まっているなら先に押さえてしまうのが安全です。

温泉とお風呂で選ぶならどっち?

景色ごと味わう大きな露天なら由布院温泉

由布院は湧出量が全国トップクラスで、宿ごとに湯量を活かした大きな浴場を持っています。とくに高台の宿は、由布岳と盆地を一望しながら入れるのが強みです。「1つの湯にゆっくり長く浸かりたい」タイプなら由布院が合います。

宿をまたいで湯めぐりするなら黒川温泉

黒川は歩ける範囲に旅館が密集していて、泉質も1種類ではありません。入湯手形で3ヶ所まわると、湯ざわりや景色の違いをその日のうちに比べられます。「いろいろな湯に入り比べたい」タイプなら黒川が圧倒的に楽しいです。

ただし湯めぐりは思ったより体力を使います。3ヶ所を一気にまわらず、到着日に1ヶ所、翌朝に2ヶ所くらいに分けるのがおすすめです。

観光と街歩きで選ぶならどっち?

金鱗湖と湯の坪街道は由布院温泉

由布院の朝は金鱗湖が主役です。気温差のある季節の早朝は湖面から霧が立ちのぼり、写真映えします。日中は湯の坪街道で食べ歩き、辻馬車で街を一周するなど、温泉以外の予定でも半日は埋まります。

黒川温泉は温泉街そのものが景色

黒川に大きな観光施設はありません。その代わり、温泉街全体が統一された景観になっているので、手形を持って歩く時間がそのまま観光になります。夜は道沿いに灯りがともり、写真の雰囲気がぐっと変わります。

「観光名所をまわりたい」なら由布院、「歩く時間そのものを楽しみたい」なら黒川、という分け方が近いです。

実際の雰囲気はXの写真も参考に

由布院と黒川は、文章だけだとどちらも「九州の人気温泉地」でひとくくりになりがちです。でも写真で見ると、温泉街の空気がかなり違うことが分かります。

由布院は湖や街並みの明るさ、黒川は木立と川に囲まれた暗めの落ち着きが出やすいです。宿を決める前に現地感を見ておくと、「思っていた旅」とのズレが減ります。

食事とグルメで選ぶならどっち?

由布院は外食とスイーツの選択肢が多く、宿の食事を1食抜いて街で食べる、という組み立てができます。プリンやロールケーキなどの食べ歩き系も充実しています。

黒川は店の数が限られるので、基本は宿の食事が主役です。あか牛や馬肉、地元の山の食材を使った献立を出す宿が多く、「食事は宿で完結させたい」人には黒川のほうが満足度が高くなりやすいです。

アクセスで比べる

電車で行けるのは由布院温泉

由布院はJR久大本線の由布院駅が温泉街の入口なので、車がなくても成立します。博多からは特急「ゆふいんの森」で乗り換えなしに行けて、移動そのものが旅の一部になります。大分空港からは空港連絡バスが便利です。所要時間は列車の種別やダイヤで変わるので、予約前に必ず時刻表を確認してください。

黒川温泉は車か高速バス

黒川温泉に鉄道の最寄り駅はありません。福岡(博多・天神)や熊本から高速バスで向かうか、レンタカーを使うのが基本です。阿蘇や瀬の本高原のドライブと組み合わせるなら車が圧倒的に楽です。

「車を運転しない旅」を前提にするなら由布院、「せっかくだから阿蘇まで走る」なら黒川。ここが実は一番大きな分かれ目かもしれません。

宿泊料金と予約の取りやすさ

由布院は宿の数が多く価格帯も広いので、条件を下げれば直前でも見つかることがあります。黒川は旅館数が限られるため、連休や紅葉シーズンは早い段階で満室になりがちです。

どちらも迷っている段階なら、まず両方の空室と料金を同じ日程で見比べてみてください。空いている側に決める、という選び方も現実的です。

家族旅行・カップル・ひとり旅ならどっち?

子連れ・三世代旅行

移動の負担と食事の選択肢を考えると由布院が無難です。駅前に店が揃っているので、子どもが飽きたときの逃げ道があります。黒川は静けさが売りなので、小さな子と行くなら部屋食や離れのある宿を選ぶと気が楽です。

カップル旅行

浴衣で街歩きして写真を撮りたいなら由布院、二人でゆっくり話したいなら黒川。記念日で「静かさ」を重視するなら黒川に軍配が上がります。

ひとり旅

ひとり旅はどちらも成立しますが、黒川の湯めぐりはひとりでも間が持つのでおすすめです。由布院はひとり歓迎の宿やカフェが多く、行動の自由度が高いです。

季節別のおすすめ

金鱗湖の朝霧を狙うなら、気温差が出る秋から冬の早朝が狙い目です。黒川は新緑と紅葉の時期が特にきれいですが、その分予約は激戦になります。夏は標高のある黒川のほうが過ごしやすく、冬は雪や路面凍結を考えると公共交通で行ける由布院が安心です。

由布院・黒川それぞれの代表的な宿

どちらのエリアにするか決まったら、あとは宿です。それぞれからクチコミ件数の多い宿を1軒ずつ。空室と料金はここから確認できます。

由布院温泉

黒川温泉

由布院温泉と黒川温泉のよくある質問

初めての九州温泉旅行ならどっち?

迷ったら由布院温泉です。電車で行けて、温泉以外の予定も自然に埋まるので、旅程の失敗が少なくなります。九州の温泉に慣れてきたら、次は黒川で湯めぐりに集中するときれいに階段を上れます。

1泊2日で両方行ける?

車があれば移動自体は可能ですが、1泊で両方は正直もったいないです。どちらも「滞在して過ごす」タイプの温泉地なので、片方に絞ったほうが満足度は高くなります。2泊できるなら、由布院に泊まって阿蘇経由で黒川に移動する順路が組みやすいです。

阿蘇観光と組み合わせやすいのは?

黒川温泉です。阿蘇の北側に位置しているので、草千里や大観峰といったドライブスポットと素直につながります。由布院から阿蘇に向かうこともできますが、走行時間はそれなりにかかります。

湯めぐりは日帰りでもできる?

入湯手形は宿泊者以外も購入できます。ただし各旅館の日帰り受付時間は限られているので、当日の受付状況を現地の窓口か公式サイトで確認してから動いてください。

まとめ:街歩きなら由布院、湯めぐりなら黒川

最後にもう一度整理します。

  • 由布院温泉…電車で行ける。街歩き、カフェ、食べ歩きまで含めて旅にしたい人向け
  • 黒川温泉…車か高速バス。入湯手形の湯めぐりと静けさを取りたい人向け

迷ったら、「温泉以外に何かしたいか」で決めてみてください。したいことがあるなら由布院、何もしたくないなら黒川です。この直感で選んでみてください。

あわせて読みたい温泉地比較

黒川が気になった方は、別府との比較記事もあわせて読むと九州の温泉地の位置関係がつかめます。最高の旅行になりますように。

九州の主要7温泉地(由布院・黒川・別府・雲仙・嬉野・霧島・指宿)をまとめて比べたい方は、九州の温泉はどこが一番いい?由布院・黒川・別府ほか7湯を比較もあわせてどうぞ。

関連する比較記事

おすすめの記事